2014年1月24日金曜日

犬の耳切

犬の美容整形手術で、耳を切って立てるというのがあります。
ドーベルマンとかの、ピンとたった耳です。耳の手術を受けている犬は、大抵、尻尾の切断手術もされています。短い尻尾がフリフリしているやつです。

私もアメリカに住んでいる時、ミニチュアシュナウザーを飼っていました。尻尾はもともとブリーダーによって切断されていましたが、耳の手術は獣医でしてもらいました。

しかし、今では耳の手術をしたことを後悔しています。

耳切りは、完全に人間の好みによる美容整形で、犬にとっては何一つメリットがありません。
特別な作業をしないペットは、怪我を未然に防ぐために耳や尾を切ることも必要がないのです。

当時(25年ほど前)は、「その犬種には必要なもの」くらいの認識でした。
逆に、「お金をかけてあげないといけない」と、今思えば恥ずかしいほど無知な感覚でした。

手術をした耳はイタイタしかったし、
それから、ずっと死ぬまで、耳の中から毛が生え続けて、きれいに洗浄するのも難しく、
ジュクジュクしていました。

耳の手術はするべきでなかったと、すぐに思いましたが、一度してしまったらもう元には戻せません。


尻尾を切るのも、麻酔を使わずにするそうです。
生後数日で、切断するので、麻酔がつかえないそうです。

なぜ、そんなに小さいときに尾を切るのかというと、
生後2か月から売りに出すので、それまでに切っておかないと、売れ残るからだそうです。

そのため、生まれたばかりの子犬は、麻酔なしで、悲鳴をあげながら尻尾を切断され、傷口を焼かれるそうです。

現在のアメリカでは、耳や尾の美容目的をした切断手術を拒否する獣医が増えてきているそうです。

日本でも、犬の美容整形に違和感を持つ人が増えることでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。