渥美清さんをはじめ、役者の方々のプロ意識の高さに、映画としてだけでなく、「仕事の姿勢」に関心をしながら、楽しんでます。
そんな鑑賞の仕方で見ているなか、第18作で面白い場面を発見しました。
無銭飲食でつかまった寅さんをさくらが迎えにいって柴又の団子屋に帰ってくるところです(40分くらいのところ)。おいちゃんが凄い剣幕で怒って、博が仲に入っても「謝るべきだ」などと、寅さんを責めている場面です。寅さんが、「若かったから」と、答えるとタコ社長が吹き出して、博も吹き出して、おいちゃんまで吹き出してしまいます。
本当ならNGなのでしょうが、よくあのまま使ったなと笑っちゃいました。
おばちゃんと、さくらがちゃんと演技を続けるのですが、寅さんまでちょっと笑っちゃってます。
でも、あの場面が、逆に渥美清さんを身近に感じられて、何度も見ながら大笑いしてます。