2012年3月22日木曜日

シンガポールでインド人の占い師?にあった話

シンガポール出張から、無事帰国しました。
今回の出張で、変な話があったのでご紹介します。

取引先と待ち合わせするのに10分くらい時間があったので、オーチャード通りのグランドハイアットの前でボーっとしてました。

すると、黒いターバンをまいたインド人が話しかけてきました。

「私は、インド仏教の僧侶だが、あなたにとても幸せなオーラを感じる。これから、いいことが起きるので、そのことをお伝えしたい」と。

時間もあったので、暇つぶしに話を聞いていると、名前はなんというかと聞いてくる。名前を答えると、しばらく考えて、「お金と愛にはとても恵まれている」という。

いいこと言われて悪い気はしない。

そのあと、紙を取り出すので、メールの交換でもするのかとおもったが、
何か書き記すと、小さくクシャクシャとまるめて、開けてはいけないと、
私に渡した。

その後、私の好きな色、年齢、家内の年齢、子供の人数をたずね、別の紙にそれを書き記す。
で、「先ほどの紙を開けてみなさい」というので、あけてみると。

なんと、色と年齢、子供の数がその紙に書き記してあった。

これにはブッ飛んだ。

その様子をみたあと、何やら私の手をにぎってブツブツいってから、その人の目をみろという。

最初の印象とはちがって、怖い感じがした。

と、その時、取引先から電話があったので、
もう行かないといけないというと、
お金を要求してきた。

こういうことかとおもったが、
さっきの紙のトリックにまだ驚いていたので、
S$2あげた。でもS$100よこせという。
S$6だけあげて、あとはあげたくても、シンガポールドルがないので、
無理といってそうそうと切り上げた。

取引先にその話をすると、
きっと手品で詐欺する人だという。

でも、あのトリックはなんだったんだろう???

しばらく考えたあと、重大なことを思い出した。
私がつたえた家内の年齢は1歳若く伝えていたのだ。

その紙切れには、私がつたえた一つ若い家内の年齢が書かれていた。

つまり、私のリーディングをしたのではなく、どこかで紙を入れ替えたか、
私が前後関係を忘れるような手順をしていたのかということになる。

非常に不気味で、お金を出さないと呪われるのではないかという気分にまで、
一瞬にして陥った。
あれが、長い時間、話していたらもっと催眠状態みたいになったかもしれない。

私は、もともと占いも嫌いだし、
神社にはいくが、願い事などは絶対しない。

インド人が、願い事をしつこく聞いてきたが、
私は今が幸せなので、願い事などない。
と伝えた。

もし、願い事をもっていたら、ますます手の内だったのだろう。

海外だけでなく、日本にもいっぱいこういう罠はある。
みなさんも気をつけてもらいたい。

あのインド人の写真をとって、FaceBookにでも公開しておくんだったなあ~。

黒いターバンで、歯並びのわるインド人を
オーチャード通りのグランドハイアットホテルの付近でみたら、
お気をつけください。

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