先日、外国人の友達が、「日本人ってどうして英語できないの?」って聞くから、日本人は、英語ができないのではなくて、国家戦略として英語でコミュニケーションを取らないことに決めていたんだと教えてあげた。
戦後、外国人と話ても戦争責任の話ばかりだったから、これはうかつに話さない方がいいなって思ったから、英語で話すのを止めたんだ。アジア行っても、アメリカいっても、Do you remember Pearl Harbor?とか、言われたし。覚えてるよ、そんなの。でも、負けたんだから、言い返せないじゃない。
アメリカもこの戦略には賛成だった。日本の民衆が、英語で、原爆のこととか、東京裁判のこととか、文句いい始めたら困るじゃない。だから、アメリカの陰に隠れて、アホなふりして大人しくしてくれてるほうが、都合がよかった。
日本人は交渉力ないとかいうけど、それも嘘。交渉力なかったら、世界第3位の経済大国になるかっていうの。つい最近まで、2位だったんだよ。ただ、その場で決めるなくて、皆で決めるという決断方式だったから、英語は文章で十分だったんだ。
日本人の英語の識字率って、具体的な数字はわからないけど、結構高いと思うよ。
会社でも、英語のメールの内容って、みんなわかってるもん。
でも、これも最近変わってきたんだ。
英語話さないことにしていたら、一般市民にはあんまり得なことがないことに気づいてきた。
なんか、英語を話している人達の方が、それだけで得してるってわかってきたんだ。
それに、英語で話しても、あんまり戦争責任のこととか言われないし、そろそろ、英語で話しても損はないなって。
だから、最近、英語話せる人が増えてきたんだよ。
これから、爆発的に英語話だすと思いますよ、日本人は。
日本の英語教育が実践的ではないとか、なんとか、議論しているけど。
「もう、英語でバンバン話していいんだよ」って思えば、
みんなペラペラ話だすと思うよ。
この英語の話と関係あるのが、日本の近代史の話。
これも、語ってはいけない、教えてはいけない、という暗黙の了解があった。
これからは、日本の近代史についても、バンバン話して、
英語で、バンバン、議論してもいい時期に入ってきたと、
私は、そう思います。
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