勿論、全てのシンガポール人がそうだとは思わないが、私の友達はIT関連や、ホテル関連が多いので、その範囲での話だ。
まず、彼らは様々な言語を自由に使いこなす。
英語は、ネイティブなので当たり前。
北京語、広東語、マレー、タイなど、流暢に話すのは珍しくもない。
勿論、英語以外だと何を言っているのか想像でしかわからないが、
中国本土の人たちと談笑している姿をみると、ほとんどネイティブなんだろうと思う。
次に、彼らはハングリーというか、アグレッシブだ。
商売になると思うと兎に角動く。
その押しの強さは、すさまじく、時折、自己中にも感じてします。
商売にならないと思うとあっさりと、引いてしまう。
友人関係も、商売有る無しによって、流動的だが、
あっさりしていてウェットなところがないので、お互いに気にしないようだ。
ある外資系の日本人が言っていたが、シンガポール人はエリート意識が高いと言っていた。そうなのかもしれない。
いえ、彼らはエリートの営業マンなんだと思う。
あの小さい国で、世界の中心的な存在として活躍するのだから、競争も大変だろう。
今までは、白人の使用人みたいな面が強かったのかもしれないが、
もうすでに、学識レベルは欧米人を超えており、
白人社会だけではビジネスはなりたたず、中国や東南アジア諸国が市場となる今、
彼らこそが、商圏の中心的存在にもなっていくだろう。
グローバル営業マンとしては、日本人は得意とするところではない。
特に、華僑相手には、シンガポール人、台湾人、香港に勝てる訳もない。
やはり、日本は、技術、文化、品質レベルで、尊敬されつづける国であることが、
重要だと思う。
国民性によって、またその時代によって、得手不得手はあるものだ。
よく見極めて、戦略をたてることが肝心だ。
逆にいえば、シンガポール人には、営業マンとしての道しか残されていないのだから、
そこに集中特価して、高レベルになったと考える。
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