一昔前は、
「リゾートに来て、インターネットをする人はいない」
と、実しやかに言われておりました。
ところが、今は、リゾートの方がインターネット利用率が高い!
それも、無線環境で!
スマートフォンの普及にともなって、一般の人でも、1台。
インターネット好きな一般ユーザーは、+iPadで、2台。
ビジネスマンは、+ラップトップで3台。
そう、一人3台が当たり前の時代なのです。
ビジネスホテルでは、大抵一部屋一人ですが、
リゾートだと、一部屋に2~4人。
端末台数にすると、最低2台~6台くらいが、一部屋で使われている。
使い方は、ビジネスパーソンのメールや、Web閲覧なんて、生易しいものではなく。
LINEで、電話。
Skypeで、ビデオ電話。
FaceBookで、写真のアップロード。
YouTubeで、動画。
いろんなサイトのオンラインゲーム。
これに、映画やゲームのダウンロードなんて荒業もついてくる。
これを、全部無線環境でやろうとするのだから、リゾートホテルのインターネット環境は大変だ。
有線LANと違い、無線LANは、ひとつのアクセスポイントをつながっている人で共有している。
沢山の人がつながると、当然つながり憎くなってくる。
もっと、困った問題は、
つながり憎い人がいると、無線アクセスポイントは、その人に一定時間つなげてあげようと頑張るので、つながり易かった人も待たされることになる。
これが、Timeoutが乱発して、結果、みんなつながらなくなる。
音声や動画は、ちょっとでもつながり憎いと、すぐにストレスになる。
そして、
「このホテルのインターネット、最悪!」
という、評価になってしまう。
もっと悪いのは、
スマートフォンは、ラップトップにくらべて、
無線の電波がそもそも弱い。
アンテナが貧弱。
データのインアウトが一つしかない。
持つ位置がかわるので、電波のとびが一定でない。
などなど、無線環境からしてみると最悪の状況なのだ。
それでも、一般ユーザーは、
「家では、ちゃんとつかえていたのに」
と、不満がつのる。
これからのリゾートホテルは、この問題に向き合っていくことになるでしょう。
電波が立っているからと言って、安心していては、クレームになりますよ。
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