2014年の紅白に出場したサザンのライブが、「反日だ」という声が上がっている。
桑田は在日だとか、サザンは南朝鮮を意味するとか、あれこれ想像力を駆使してまくし立ててる。
しかし、ミュージシャンなんて、Love, Peace, 反戦は、お約束のカバー分野であるし、体制への反発こそがロックを生んだのだ。
桑田さんなんか、まさにその真っ只中でロックしてきた世代だし、
ビートルズの作曲の層の広さに加えて、ボブデュランやジョンレノンの思想的影響を受けていることは、数十年サザンが流れていた日本では、知っていて当然だろう。
私は別に、桑田佳祐やサザンオールスターズのファンではないが、ミュージシャンが主張するLove&Peaceにいちいち政治的なものを照らし合わせて、批評するのは馬鹿らしい。
固定されたものに風穴を開けている風に見せるただのパフォーマンスでしたかない。
ミュージシャンは所詮ミュージシャン、政治家でもなければ、国際関係の専門家でもない。
それよりも、なぜNHKが30数年ぶりに、サザンを出したのか。それも数日前決定で、ほぼ自由な選曲で。そのあたりの意図はしりたいね。こちらにこそ、政治的主張を感じる。
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