アブダビ出張では、あるグローバル企業のリーダーが集まるパーティに出席する機会に恵まれました。アジア、中東、アフリカから、各拠点の重要人物が集まるのですが、ヨーロッパ系の人も多く、本当に様々な人種が要職についており、グローバル企業の醍醐味を味わうことができました。
当然、公用語は英語ですが、綺麗に整理されたプレゼンを聞きながら、質疑応答するなどというのはほんのさわりで、人間関係が構築されているのは、夜のパーティで、酒を飲みながら、何人かでグループに分かれ、冗談をいいながら、「ところで何してるの?」なんて質問があり、「それなら、○○紹介してあげるよ」なんていう展開です。
人脈つくるぞ!なんて、ギラギラしているとダメで、雑談が9割以上です。その中で、縁を見つけるタイミングを見図る感じです。
私は、ある程度は英語はできるのですが、色々な国のアクセントで、早口で、カジュアルで、酔っていて、かつ大音量の音楽が流れているところでは、タジタジです。私以外は、みんなジョークに大爆笑しているので、どんなバージョンの英語であっても、ちゃんと通じ合っているんですね。
よく日本人が、ネイティブ英語にこだわっている意味がわからなくなります。
この企業の日本から来た要職の人たちも20名ほどおり、当然、皆様英語はできるのですが、ずっと日本人は日本人同志でくっついていました。
部外者の私が、この日本人グループにずっといるのも失礼なので、色々なテーブルで挑戦してみましたが、どうも話が弾みません。
これは、英語をもっと勉強するといかいうギャップではないですね。
「ありえへん話」で、芸人さんが披露するくらいのネタを、英語でできないといかんのではないでしょうか。
こんなグローバルな場で時間を過ごした後、感じたのは、本当にTPPって日本人に有利に進めることができるのかなって不安です。
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