今回、埼玉であった盲導犬へ危害を加えた犯罪について、一部報道などで、「盲導犬は、痛みに耐えるよう訓練されている」などとありますが、大きな誤りです。
盲導犬の訓練で、痛みに耐えるようなものなど、ありません!!!
イルームだって、痛ければ悲鳴をあげるでしょう。
ただ、攻撃性がないので、反撃しないだけです。
そして、生まれついて我慢強いところがあるだけです。
以前、盲導犬を題材にした映画やドラマで、タバコの火を押し付けられても耐えるという誤った表現がされて、誤った理解が広まりました。
こんな訓練をしていたら、それこそ盲導犬になるために、虐待のトレーニングをしているようなものです。
もっと、悪いのは、本当に悲鳴をあげないか試してみようなどど、考える最低の輩がでてくることです。
盲導犬は、視覚障害をお持ちの方々をサポートするためにトレーニングされ、
その仕事が、喜びをもって行えるかどうかの犬自体の適正を見極められて、
はじめて盲導犬になります。
「盲導犬は、かわいそう」などという、間違った理解が社会に広まらないことを切に願います。
そして、こういう犯罪を許さず、視覚障害者と盲導犬が安全に暮らしをできるよう、見守る社会の目が必要です。
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