2012年8月2日木曜日

日本の犬も、散歩中に吠えなくなった。

先週日曜日にワクチンを受けて、今週日曜日から、盲導犬の卵・イルームのお散歩がコンクリートの上だけですが、解禁となりました。

散歩のお約束は、ワン・ツー(トイレ)をしてから散歩に連れて行くこと。
特に、ツーですね。

イルームは散歩が上手になってきました。
最初は、リードをつけられて歩くことに戸惑っておりましたが、
すぐに歩き出し、今では子供達と走ったりと楽しそうです。

私が犬を飼っていた頃は、よく他の犬に合うと吠え合って大変でしたが、
イルームを散歩していて合う犬達は、全く吠えません。
それどころか、イルームに向かって尻尾を振りながらも、ジッとみています。
イルームは、まだワクチンが終わっていないので、他の犬に挨拶はさせていないのですが、
イルームもジッと見つめ返して挨拶しているようです。
全く、吠えたりしません。

アメリカにいた頃、アメリカの猫や犬達はおっとりしていて、とてもフレンドリーだと感じました。
犬同士があっても吠え合ったりしないし、猫も人のそばによってきて撫でてくれと寝そべったり、
アメリカ人が人懐こいように、ペットも人懐こいのかなと思いました。
それとも、日本にいる犬や猫は、もともとフレンドリーではなにのかなとも、思っていました。

散歩で合うのは、殆ど洋犬ですが、
もしかしたら、日本人のペットの躾けや飼い方が上手くなったのかもしれません。
前は、庭につないで、そのままで、ペットもストレス一杯だったのが、
今では、家の中で家族として扱われ、
愛情もたっぷりもらっているのかもしれないです。

アメリカでは、家の中でペットを飼うのは当たり前でした。

でも、アメリカ人のペットの飼い方で、感じたのは、
可愛がりながらも、人間とペットの間にしっかりした一線がひかれていたように思います。

食卓からご飯をあげることなど、全くなかったし、
昔、日本でよく見た光景ですが、食べている箸でものをあげたり、口移しであげたりなど、
絶対にありえないと、アメリカ人達は言っていました。

ソファーやベッドにも、あげないとか、
遊ぶ時は遊ぶけど、遊ばない時は、ちゃんとハウスと命令して、
人間の生活に、ズケズケと入ってくるようなことはなかったようです。

それでも、犬達の目は、いきいきとしていて、人間と遊ぶのをとても楽しみにしていました。

ただ、無駄吠えをするとか、トレーニングを受けても補正されない犬は、
スパっと、保健所行きになっていたような気もします。
だから、行儀の悪い、人間の生活を壊すような、ペットをあまり見なかったのかもしれません。

動物との接し方は、西洋に学ぶものは多いとおもいます。
狩りにつれていったり、羊を管理させたりと、人間との関わりの歴史も長いからだと思います。


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