2014年5月12日月曜日

イルームの眼の検査

10日に、イルームを目の検査に連れて行きました。
盲導犬センターの指定の病院で、川崎にある動物の目の専門医です。

先生の経歴を拝見すると、日本で獣医学を勉強されたあと、
ロンドンで、眼を専門に勉強し、帰国後、医学博士号を取得されています。

人間の眼科もできるのですね。

また、綺麗で優しい先生で、連れて行った娘も、
「獣医になりたい」モチベーションが、数段UPしたようです。

検査は、すみからすみまででした
先生は、私たちもほとんど立ち会わせてくれて、説明しながら、検査をしてくれました。
が、ど素人で、しかも自分自身も、ろくな眼の検査も受けたことがないので、
チンプンカンプンでした。

記憶をたどると、

まずは、眼底検査


こんな機械を使われてました。

次に、シルマーテスト。
涙の量の検査で、ドライアイのチェックです。





目の中に、こんな紙を入れて、涙の量を測ってました。
20前後5が、正常だそうです。


次に、こんな双眼鏡みたいな機械をつかって、
イルームの眼のなかを立体的に見てました。

画像は、コンピューターの画面に映し出されます。
ソフトの名前は忘れてしまいましたが、標準的なWebカメラのソフトとしくみは一緒だと思います。
写真がとれて、カルテとして、画像を保存できるものだと思います。

その後、緑内障などの検査をするために、瞳孔を開く目薬を点眼しました。



30分で、瞳孔が開くということでしたが、
イルームの場合は、その30分後にまた点眼、

その30分後に、またまた点眼。

で、まつことさらに20分で、

2時間くらい、瞳孔が開くのにかかりました。
そして、このスリットと言われる機械で、水晶をいろいろな角度から撮影。





結果は、特に目立った異常はなく、
以前、小さな白内障があるといわれたのですが、
先生は、白内障はありませんとおっしゃっていました。
そのかわり、XXXがあるといわれましたが、
聞き逃してしまいました。


先生曰く、イルームは、盲導犬の♂の繁殖犬の中でも、優しい性格らしく、
盲導犬協会のホープだそうです。

イルームの良い遺伝子が多く残され、子供達が、活躍してくれれば良いと思います。


本当に、盲導犬には、色々な人の力がかかわっているのだと、再実感しました。

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