2011年8月29日月曜日

民主党代表選を終えて

午前中は、ストリーミングで代表選に釘付け。
仕事にならなかった。

兎に角、海江田万里さんには、なってほしくなかった。

この人には、信念がないように思えたからだ。
原発が再開できないからと泣いてみたり、
3党合意を反故にする発言をしたかと思えば、
また、それを覆す演説をしてみたり。
小沢氏の操り人形というよりも、犬のようにしか感じられなかった。

最後の演説でも、何をしたいのか具体性がなかった。
「日本にとって最後の機会」などと言って、もしも、
そうだとしたら、この人にはますます日本を任せられない。

「責任は私がとります」というが、
一体どう責任がとれるのか?
サラリーマンの課長レベルが部下に酒場で言っているレベルではないんだ!

それでも、最初の投票では1位になり、
こんな人間に投票する議員に国を任せているのかと、つくづく情けなくなった。

野田さんが、どうかはまだ未知数だが、
とにかく、海江田さんにならなくて良かった。

そして、小沢氏の影が、また日本から薄くなったことに喜びを感じた。

これで、御情け万里劇場を見なくてすむ。

2011年8月25日木曜日

屋外広告の講習

東京都の屋外広告物講習会に2日間参加しました。
正直、本当に眠い2日間でした。
それでも、この分野は私にとっては新しいものだったので、学ぶこともありました。

印象的だったのは、デザインの授業のとき、
「屋外広告はその時代を反映する文化である。」という趣旨を、講師の方がおっしゃいました。

子供のころ、アメリカングラフティやサタデーナイトフィーバーの映画にでてくる、
あめりかの巨大なネオンサインは、憧れでした。
高校時代も、歌舞伎町の光の波の中で、興奮して遊びまくりました。

今では、大自然に身を置き、静寂を楽しむ方がいいのですが、
若い時は、やはりあの光の渦の中に身をおく、気持ちよさはこの上ありませんでした。

屋外広告は、下降の一途をたどっているそうです。
メディアの多様化、とくにインターネットの出現によって、そちらに宣伝広告費が流れるのでしょう。

地震や、ますます激しさをます台風、竜巻、雷雨、突風などの気候は、安全面から考えても
屋外広告には危険を感じます。

ただ、LEDや投影の技術も進化しており、屋内から屋外へ映し出す、または壁面に投影させる広告の在り方が増えてくるのではないかと思います。

デジタルサイネージは、なかなか普及しません。
それには、あの不細工な四角いパネルに縛られるデザイン性にも、問題があるのかも知れません。

新しい素材で、新しい形の広告媒体で、若者をワクワクさせ、街に活気をあたえる広告は、
今後も元気であってほしいものです。

2011年8月19日金曜日

小さい会社こそ人を育てよう。

小さな会社では、人材が限られています。

沢山雇用できるわけでもないし、優秀な人材がわざわざ履歴書持ってきてくれるわけでもない。

大企業のように、競争をさせて、脱落者を出すわけにはいかないのだ。
辞めさせても人が減るだけだし、脱落者の雇用を続ける体力もない。

だから、小さな会社では、その社員一人一人と同じ職場にいることを縁だと思い、
愛情をもって、育てていくしかない。言うならば、子供のようにだ。
いや、それ以上かもしれない。学校や塾、習い事など、他人に教育の一部を委ねるわけにもいかない。

それでは、どのように育てていくのか。
その答えは、会社によってちがうだろうが、
私の答えは、「考える力をつける」ことだ。
そして、自分の考えを、正確にかつわかりやすく相手に「伝える」力を養う。

では、どうやって?

今、注目しているのは、ロジカル・シンキングだ。
ロジカル・シンキングといっても、コンサルタントがよくつかう、
分析ツールを駆使することには、まったく興味がない。
時間の無駄だ。

必要なのは、
「いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように」
を、考える癖をつけさせる。
そして、相手にわかりやすく伝える。

5W1H

中学の英語の授業でやったことだが、
これを日本語で徹底的に追及する。

すべての基本は、ここにあると考える。




2011年8月15日月曜日

お盆

我が家のお盆は、8月13日がお迎えで、8月15日がお送りです。
そして、8月16日に御墓参りをします。

送り迎えは、近くの沿道まででて、簡単な焚火をします。
その焚火を3回、家族全員でまたぎます。
焚火からロウソクをともして、提灯にいれて、家の仏壇までお迎えします。
お送りはこの逆です。

子供の頃からずっとやっていて、今では私の子供が提灯でお迎えします。
ただ、参加するメンバーは、子供の頃からくらべると、とても減りました。

祖父が生きていたころは、親父の兄弟6人とその家族があつまり、
子供も多かったので、お盆と言えばそれはそれは賑やかなものでした。
一人っ子の私は、夏休みはほとんど田舎にいてすごし、
兄弟が増えたようで、とても楽しかったです。

近所に名栗川があり、そこでは近所の子供達もあつまって、
岩に登って飛び込んだり、ロケット花火で戦争ごっこをしたりしました。
虫取りや、花火、鬼ごっこ、かくれんぼ、井戸でスイカを冷やしたり、
マキを割って、風呂を沸かしたりと、一日中やることがありました。
夜は、ドリフをみたり、怖い話をしたりと。

祖父母も亡くなり、その家には、未婚の叔母が一人で暮らしています。
また、兄弟同士、仲が悪く、私たち子供達も自然に疎遠となり、
今では、私たち長男の家族がこの行事を続けています。

仲が悪くなくても、それぞれの家のお盆があるわけですから、
そちらを優先して中々集まらなくなるのは仕方がないものかもしれませんが、
それでも寂しいものです。

幸い子供は二人おり、兄弟仲良くワイワイ遊びますので、一人っ子の私と違い、
寂しい思いはしていないようです。

昨日は、よく遊んでいた川に、二人を連れていきました。
川には、当時のように子供達は多くなく、家以外に一家族くらいです。
同じ川でも、他のポイントは車が乗り入れられてキャンプやらバーベキューやらでもりあがっていますが、このポイントは静かなものです。

人が少ないせいか、とても静かで綺麗です。
川の流れも当時より深くなっている感じがします。

子供達は、大喜びで、流れに体を任せて、流されていくのに大喜び。
奥さんは、川の事故を気にしますが、
川の色をみて、深さを覚えたり、水温の違いを感じたり、また、水中にある岩に足をぶつけて、
危険があることを知ったり、
子供達には、ある程度の危険と冒険が必要だと思いました。

子供たちもプールよりも楽しかったそうです。
子供達にも、この田舎が良い思い出となり、
大人になって、また子供達を連れてきて思い出してくれれば、
うれしく感じます。

こうした家族の流れが継続していることに、
ご先祖様に感謝をいたします。

2011年8月10日水曜日

ウォール・ストリート

1987年のウォール街の続編にあたるウォールストリートをDVDでみた。
チャーリー・シーンが演じたバド・フォックスも成功者として出ていてうれしかった。

前作の頃は、アメリカで大学生をしており、何度もこの映画をみながらファイナンスの勉強をしていた。
当時はバブル絶頂期で、日本人がゲッコーのゲストとして出演してた。

続編は、中国人が投資家としてでており、風説の流布も、インサイダー情報もかなりデジタル化していて、時代の流れを感じた。

サブプライムローンや、リーマンズショックの後で、背景としては2010年くらいだろうか。

前作をみた学生時代は、金融用語についていくだけでも、かなり難しかったか、
不動産バブル、ITバブル、ライブドアを経験し、自分も上場と倒産までまじかにみてきたので、
流石に今回は、よく理解できた。

そういう意味では、金融に関しては物足りないくらいだった。

しかし、ゴードン・ゲッコーは格好が良い。
マイケル・ダグラスは、本当に良い役者だ。

落ちぶれた感、その時のバド・フォックスにあったときの屈辱感、
カンバックしたときの高揚感など、実に見事な演技だ。

特に、ロンドンで散髪して、スーツをつくって、靴を買いにいくときの、ゲッコーは格好が良い。
もっと、派手に金持ち親父ぶりを楽しませてくれるシーンを見たかったな~。


2011年8月9日火曜日

子供達が韓国から帰国

8月7日、無事に韓国から子供達が帰国しました。
今回は、2週間の滞在です。
毎日、毎日遊び呆けて来たようですが、韓国語だけの環境で、親元を離れて異国の地にいるのは、
それだけでも大きな成長となると信じてます。

残りの夏休みは、宿題が待っています。
それでも、もう覚悟をしているのか、受け止めているようです。

子供達には、
「今を、今この瞬間を大事に、積極的な精神をもって成長し続ける」
ことを人生の方程式にしてほしいと願っています。

2011年8月6日土曜日

原発の日

今日は原爆の日です。
今年は、福島原発の事故もあり、特別な意味を持ちます。

原爆は人を殺すために作った爆弾で、
原発は人の生活をより便利にするためにある発電設備なので、
それは全くの別物である。

しかし、人間がコントロールできない核と、未知の放射能というものを、
使っていることには違いがない。

放射能はどのような影響がでるかも、病気との関連性も、治療方法もない。
特に、すでに内部被爆をしてしまった人たちの今後はどうなるのか。
被災地の復興のために、野菜や肉を食べてきたが、
本当にそんなことをしていていいレベルなのか?
被爆というものを簡単に考えすぎているのではないだろうか。


感覚器官を正確に使い、判断していかなかれば。

2011年8月3日水曜日

ワルツ

3/4拍子のワルツに苦戦中。

ハイハット踏むタイミングがガタガタになってしまう。
練習しているのは、2拍目にHHを踏むもの。
3拍から、1拍に戻るときに、ついついHHを踏んでしまう。

特にBDが入るとガタガタ。

Waltz for Debbyを口ずさみながら、何回もくりかえしエアドラムして、
体に染みつかせるしかない。

山を越えると、はやいんだろうけど。
それまで、じみ~に、やるしかない。

2011年8月2日火曜日

会社は生かされてるもの

人間が神様や、大自然に生かされているように、
会社は、お客様や市場に生かされている。

誠実さは、仕事の基本中の基本。

今日も、社員一同肝に銘じて、熱誠をもって仕事に赴く。
そうさせて頂いていることに、感謝です。

2011年8月1日月曜日

RCサクセション サマータイムブルース

ライブ帝国シリーズで、RCサクセションのライブを借りてきた。

今見ても清志朗とチャボは格好が良く、新しい。
あのスタイルは、まだ真似できるバンドも見たことがない。

最後の2曲は、サマータイムブルースとラブミーテンダー。
サマータイムブルースにはぶっ飛んだ。

原子力発電所に警笛をなりしており、
まさに、東海地震とその後の福島原発を予期していたような歌詞だ。

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND29140/index.html

まさに、清い志を音楽にのせる伝道師のようだ。

今だからこそ、みんなに見てもらいたい。

http://www.youtube.com/watch?v=aJdMa1VI0do


愛し合ってるか~い

牛と鈴の音 韓国ドキュメンタリー

DVDで韓国ドキュメンタリー「牛と鈴の音」を妻と鑑賞。

老人は、左足が不自由な農夫である。
この老人の農作機であり、車であり、そして心の友であるのが、40歳になる老牛である。

他の農家は、耕作機械と農薬をつかうが、老人は、この牛と田畑を耕し、牛にやる草を守るために、農薬を使わない。足が不自由なため、這いつくばって、牛にやる草をとり、田畑を耕す。
老人の奥さんは、それをみて文句が絶えない。この老婆も、体力的にも限界なのだ。
いや、老婆は、老人の体を思い、仕事を辞めてもらいたいと思っている。

老夫婦には子供達がいる。子供たちからの仕送りをもらえば生活はなんとかしていける。
しかし、子供達に気を使って生きたくない。老人の思いだ。
老婆もそれをしっている。
そして、「この人が死んだら、私は生きていけない」ともらす。


「この映画を見て涙を流さない人は人間ではない」と言われている。

私は、涙が出なかった。人間ではないのだろうか?

私には、この老人が幸せに見える。
口うるさいが老人を愛情いっぱいで見守る老婆がいて、
愛情を一杯注げる牛とともに働き、歳をとっていく。
子供達に媚びることなく、与えられた命が続くかぎり、
もくもくと、牛とともに、自分の田畑を耕す。

機械や農薬を使わず、自分の信念をもって。

命が続く限り、生きていることが許されるかぎり、
愛情をもって、もくもくと自分の仕事に取り組めるのは、幸せなことだ。