2011年8月25日木曜日

屋外広告の講習

東京都の屋外広告物講習会に2日間参加しました。
正直、本当に眠い2日間でした。
それでも、この分野は私にとっては新しいものだったので、学ぶこともありました。

印象的だったのは、デザインの授業のとき、
「屋外広告はその時代を反映する文化である。」という趣旨を、講師の方がおっしゃいました。

子供のころ、アメリカングラフティやサタデーナイトフィーバーの映画にでてくる、
あめりかの巨大なネオンサインは、憧れでした。
高校時代も、歌舞伎町の光の波の中で、興奮して遊びまくりました。

今では、大自然に身を置き、静寂を楽しむ方がいいのですが、
若い時は、やはりあの光の渦の中に身をおく、気持ちよさはこの上ありませんでした。

屋外広告は、下降の一途をたどっているそうです。
メディアの多様化、とくにインターネットの出現によって、そちらに宣伝広告費が流れるのでしょう。

地震や、ますます激しさをます台風、竜巻、雷雨、突風などの気候は、安全面から考えても
屋外広告には危険を感じます。

ただ、LEDや投影の技術も進化しており、屋内から屋外へ映し出す、または壁面に投影させる広告の在り方が増えてくるのではないかと思います。

デジタルサイネージは、なかなか普及しません。
それには、あの不細工な四角いパネルに縛られるデザイン性にも、問題があるのかも知れません。

新しい素材で、新しい形の広告媒体で、若者をワクワクさせ、街に活気をあたえる広告は、
今後も元気であってほしいものです。

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