小さな会社では、人材が限られています。
沢山雇用できるわけでもないし、優秀な人材がわざわざ履歴書持ってきてくれるわけでもない。
大企業のように、競争をさせて、脱落者を出すわけにはいかないのだ。
辞めさせても人が減るだけだし、脱落者の雇用を続ける体力もない。
だから、小さな会社では、その社員一人一人と同じ職場にいることを縁だと思い、
愛情をもって、育てていくしかない。言うならば、子供のようにだ。
いや、それ以上かもしれない。学校や塾、習い事など、他人に教育の一部を委ねるわけにもいかない。
それでは、どのように育てていくのか。
その答えは、会社によってちがうだろうが、
私の答えは、「考える力をつける」ことだ。
そして、自分の考えを、正確にかつわかりやすく相手に「伝える」力を養う。
では、どうやって?
今、注目しているのは、ロジカル・シンキングだ。
ロジカル・シンキングといっても、コンサルタントがよくつかう、
分析ツールを駆使することには、まったく興味がない。
時間の無駄だ。
必要なのは、
「いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように」
を、考える癖をつけさせる。
そして、相手にわかりやすく伝える。
5W1H
中学の英語の授業でやったことだが、
これを日本語で徹底的に追及する。
すべての基本は、ここにあると考える。
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