我が家のお盆は、8月13日がお迎えで、8月15日がお送りです。
そして、8月16日に御墓参りをします。
送り迎えは、近くの沿道まででて、簡単な焚火をします。
その焚火を3回、家族全員でまたぎます。
焚火からロウソクをともして、提灯にいれて、家の仏壇までお迎えします。
お送りはこの逆です。
子供の頃からずっとやっていて、今では私の子供が提灯でお迎えします。
ただ、参加するメンバーは、子供の頃からくらべると、とても減りました。
祖父が生きていたころは、親父の兄弟6人とその家族があつまり、
子供も多かったので、お盆と言えばそれはそれは賑やかなものでした。
一人っ子の私は、夏休みはほとんど田舎にいてすごし、
兄弟が増えたようで、とても楽しかったです。
近所に名栗川があり、そこでは近所の子供達もあつまって、
岩に登って飛び込んだり、ロケット花火で戦争ごっこをしたりしました。
虫取りや、花火、鬼ごっこ、かくれんぼ、井戸でスイカを冷やしたり、
マキを割って、風呂を沸かしたりと、一日中やることがありました。
夜は、ドリフをみたり、怖い話をしたりと。
祖父母も亡くなり、その家には、未婚の叔母が一人で暮らしています。
また、兄弟同士、仲が悪く、私たち子供達も自然に疎遠となり、
今では、私たち長男の家族がこの行事を続けています。
仲が悪くなくても、それぞれの家のお盆があるわけですから、
そちらを優先して中々集まらなくなるのは仕方がないものかもしれませんが、
それでも寂しいものです。
幸い子供は二人おり、兄弟仲良くワイワイ遊びますので、一人っ子の私と違い、
寂しい思いはしていないようです。
昨日は、よく遊んでいた川に、二人を連れていきました。
川には、当時のように子供達は多くなく、家以外に一家族くらいです。
同じ川でも、他のポイントは車が乗り入れられてキャンプやらバーベキューやらでもりあがっていますが、このポイントは静かなものです。
人が少ないせいか、とても静かで綺麗です。
川の流れも当時より深くなっている感じがします。
子供達は、大喜びで、流れに体を任せて、流されていくのに大喜び。
奥さんは、川の事故を気にしますが、
川の色をみて、深さを覚えたり、水温の違いを感じたり、また、水中にある岩に足をぶつけて、
危険があることを知ったり、
子供達には、ある程度の危険と冒険が必要だと思いました。
子供たちもプールよりも楽しかったそうです。
子供達にも、この田舎が良い思い出となり、
大人になって、また子供達を連れてきて思い出してくれれば、
うれしく感じます。
こうした家族の流れが継続していることに、
ご先祖様に感謝をいたします。
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