このお盆休みは、富士の家で過ごしました。
前半は、娘の一番仲のいい友達を招待し、後半は一番仲が悪い友達を招待する予定でした。仲が悪い友達のお母さんと家内が友達なので、そうなったのです。
残念ながら、仲の良い友達は都合で来れなくなってしまい、仲の悪い友達だけが来るという、娘にとっては最悪のお盆休みを迎えたのですが、良い意味で予想を裏切り、娘は仲の悪い友達と、すっかり仲良くなりました。
仲の良い友達が来れなくなったことで、前半が大人だけだったので相当退屈していたのが良かったのでしょう。「○○ちゃん、早く来ないかな~」と、いつの間にか、仲の悪い友達を待ち焦がれていました。
仲の悪い友達というのは、学年でも一番大きな女の子で、体力があり、気が強いので、男の子でも泣かされてしまうような子です。娘も、何度か被害にあったことがあり、天敵のような存在でした。
家内とその子のお母さんの間でも、子供同士が仲良くしなくても気にしないよういしようねと、あらかじめ期待しないよう、心構えをもっていました。
しかし、到着するや否や、二人で家の中を探検したり、ハンモックで漫画を読んだり、大雨の中、プールで泳いだり、一緒にお風呂で暖まったりと、まるで親友のように過ごしていたのは、まわりの大人もびっくりでした。
私は、今までその子と話したりする機会はなかったのですが、とてもお姉さんで、弟の面倒も良くみるし、素直で、明るくて、聡明な子だと印象を持ちました。気の強いところは、娘と似たり寄ったりなので、本当は、気が合うのではないかと思ったくらいです。
このお盆休みの経験が、2学期から二人の学校生活にどう影響がでるのか、楽しみです。
娘にもとても良い経験になったと思います。
一番苦手だった子が、環境を変えて、一緒に過ごしてみると、とても仲良くなれる。
また、人を招待するというのは、友達が一番過ごしやすい環境を作ってあげるということであるということも事前に教えていたので、心構えも違ったのでしょう。
自分の心の持ち方で、人との関係も変わるということを経験できたと思います。
良いお盆休みでした。
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