2014年8月3日日曜日

犬の社交性は必要か?

イルームは、ドッグランは禁止されています。
他の犬との接触も、なるべくさせないよう指示されてます。

盲導犬になる子達は、犬といる楽しさよりも、人間といる楽しさを覚えさせるためです。
イルームは、繁殖犬になったので、訓練犬ほど厳しくする必要があるのかと疑問を持ちながらも、指示にしたがっていました。

しかし、今日ある本で読んだのですが、不特定多数の犬達と遊ばせることで擬似的群れの習慣を覚えると、人間との関係が崩れると書かれていました。

犬が社交性を身につける一番大切な期間は、生後3ヶ月だそうです。
この間に、母親や兄弟犬から、怒られたり、喧嘩したり、遊んだりしながら、犬としての社交性を身につけるそうです。その後は、人間との関係が重要であり、他の犬との社交性は、重要ではないそうです。

これは、全くもって、その通りだと思います。
良く集団で犬を連れて散歩して、その集団の中では、犬達は関係が成立しているようですが、イルームや他の知らない犬がいると、吠えたり、追いかけたりする子もいます。普段、仲間内では言う事を聞くのでノーリードで放している飼主もいますが、群れ以外の犬や動物に遭遇すると、コントロールが効かなくなるという場面に何度も遭遇しました。

散歩中に他の犬を見ると興奮して吠えたり、向かっていったりしないよう躾けるのは、犬の社交性ではなく、飼主との関係です。

人間社会において、犬は、飼主なしでは生きられない動物です。
群れのリーダーは、あくまでも飼主であり、犬同士の群れは、なくても良いでしょう。

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