朝井リョウさんの「星やどりの声」を読みました。
父が残した「星やどり」というビーフシチューがおいしい喫茶店を中心に、6人兄弟の成長が描かれた小説。
若い人の視線で書かれているが、どうしても父親の視点で読んでしまう。
子供達を残して、癌で死んでいくってどんな気持ちなのか。
奥さんだけで、店の切り盛りは大丈夫なのか。
生活費はどうするんだ。
子供つくりすぎなんじゃないか。
などなど。
今年の始めに、大腸ポリープが見つかり、切除した。
結果は、良性であったが、やはり「癌」とか「死」とかを意識した。
その時、考えたのは、家内や、子供のことだった。
生活。特に、お金のことが一番気がかりであった。
子供の頃は、死で一番考えたのは、親の死だった。
それが一番不安だったのだろう。
10代後半や20代は、自分のことだった。
やり残したことあるよな〜とか。
家庭を持って、子供ができると、やはり家族のことが心配になる。
特に、子供の教育
これから、子供達が成長して独立していくと、
きっと、家内の老後が心配になるのだろう。
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