盲導犬パピーのイルームも、6ヶ月が過ぎ、体重も22キロになりました。
散歩も上手で、挨拶してくれる友達も増えました。
今週末は、盲導犬センターの繁殖部門の人たちと田貫湖に散歩にでかけました。
イルームのお母さんのジニーはとても穏やかで、子供たちのなかから、繁殖犬を検討しているそうです。
イルームが繁殖犬になれたらいいなと思います。
去勢されるのは、男として悲しいものがあるし、
もし、繁殖犬になれたら、ずっと一緒にいられるのではないかと、
期待もしてしまいます。
パピーウォーカーである以上、委託期間が過ぎればお返ししなくてはいけないのは、
最初から解っていることで、そう思ってきましたが、イルームと別れるのは、考えるだけでも涙がでます。なので、そんなことを期待してはいけないのだろうけど、繁殖犬になって一緒にいられることを考えてしまいます。
盲導犬パピーのイルームには、
美味しいものも与えられません。
一緒に別途で寝ることもできません。
他の犬と自由に遊ばせてあげることもできません。
などなど、制約があります。
時間限定の出会いのなかでして挙げられることは、
褒めてあげること、
なでてあげること、
遊んだり散歩してあげること、
くらいです。
それでも、一緒にいられる間は、いっぱい、いっぱいの愛情を注いで、いい思い出を沢山つくりたい。
その毎日の繰り返しが、パピーウォーカーのできることだと思います。
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