2012年4月27日金曜日

災害時に動ける訓練制度

韓国には、徴兵制度がある。
30歳を迎えるまでに約2年間軍隊に入る。
除隊してからも8年間を予備軍として年に数回、
40歳までは、年に1回、
召集され訓練を受けるのが、国民の義務である。

はじめて聞いたときは、「未だに徴兵制なんて嫌な国だな~」と思った。

しかし、東日本大震災があり、福島原発事故の後、
災害時に公人として動ける訓練を受けた若者を
育てる必要があると痛感した。

日本には避けては通れない有事がある。
自然災害だ。

未曽有の災害に備えて、国民の義務として訓練制度があっても良いと思う。

気持ちがあっても、訓練されていなければ、いざというとき体も動かないし、判断も効かない。
有事の時、救助部隊が民間で編成される体制づくりが必要だと思うのだが。

2012年4月25日水曜日

英語帝国主義の中で

社内公用語に英語を採用したり、入社要項にTOEICの点数を設定する企業が増えている。 英語力は、今後も増々必要とされるのは確実だ。 

グローバリゼーションは、必ずしも全員に必要なものではない。 今後も相も変わらず日本語だけで、生活できる人はいる。 そういう社会であり続けて欲しいのが、私の本音だ。 それは、日本の国力が強く、安定した生活がおくれるということを意味するからだ。 

では、その日本の揺ぎ無い国力を信じて、自分の子供の教育を考えられるかと聞かれれば、 答えはNOだ。 

英語帝国主義は、増々拡大している。 実はこれこそが、グローバリゼーションの実態ではないかと思う。 一歩日本を出ると、英語できないだけで「差別」される。 人種差別ではなく、言語差別だ。 この言語差別というのは、差別している方はそれを差別だと思っていない。 だから、癖が悪い。

ビジネスの世界だけではない。飛行機の中、ホテル、レストラン、道を尋ねる時、 英語しゃべれないと、露骨に嫌な顔されることがある。 彼等にとっては、「英語話せない=教養がない」なのだ。 

この言語差別は、米国や英国に限ったことではない。 シンガポールでも、香港でもそうだ。 では、日本や韓国ではどうか? 確実に広がっている。 海外で勉強した学生が帰国し、「英語話せない=教養がない」を、何の疑いもなく、展開しているからだ。

 当たり前の話だが、この英語帝国主義は 圧倒的に英語を第一言語としている国民に有利だ。 母国でろくな仕事にもつけない人間が、日本では英語教師としてやっていける。 日本語という特殊言語で守られていた日本の市場も、 遠からず英語に支配されて行くだろう。 TPPなんかやったら、入札仕様書まで英語にさせられるのではないかと懸念してしまう。 

では、英語を礼賛し、日本語を軽視していくか? そんなことしたら、日本人は日本人でなくなってしまう。 日本の言霊がいなくなっちゃうじゃないか!!

 日本人にとって、言語とは、日本語のことだ。 日本語が母国語であり、英語は道具だ。 英語という道具を使える人間はこれから、わんさか増えていくだろう。 英語が話せるというだけで、職があったり、憧れの的になったりというのは、もう過去の話になる。 

日本人は賢い!

英語なんていう道具は、とっとと使いこなして、 英語しか話せないくせに人のことを無教養なんて言うような奴らにギャフンと言わせたい。 

私の子供には、母国語である日本語のなかで文化・教養・哲学をしっかり持ち、 英語という道具を、ネイティブなんかに負けないくらい使いこなす 人間になってもらいたい。 

文化を失った英語が話せる奴隷など、育てるつもりはない。

経営トップたる人間

本日、4月25日の中村天風 一日一語は耳がいたい。 「健康、それから運命に対する扱いがしっかりできる人間でなかったら、会長だとか社長だとかいったところで、それぞれの名前にすぎない。 それがために、「どこまでも人間をつくり。それから後が経営であり、あるいはまた事業である。」 家族が旅行に行ったのいいことに、昔のバンドメンバーと朝まで飲んでしまった。 健康に対しては、とても自己管理があまい。 体を壊さないと反省ができないのか? 本当にアホだ。 ここ最近、人間づくりを怠ってきた。 この連休中は、自己反省も含め、 自分を見つめなおそう。

2012年4月23日月曜日

競争の先には

子供の頃の競争経験は、成長にとても重要であると、前のブログで述べた。 しかし、競争原理だけでは、成長の限界もある。 社会は結局のところ共存しているので、 まわりへの思いやりや感謝がないと、 ひとりよがりの競争、「俺がよければいい」というのはいつかは破れる。 結局のところ周りの人をどれだけ幸せにできたか、 どれだけ思いやることができるようになったかが、 成長のバラメーターではないかと思う。 学歴、財産、地位に執着しすぎると、 絶えず自分を誰かと比べて、 永遠と自分自身も幸せになれない。 今ある姿に感謝する。 足るを知る とはそういうことではないだろうか。 ただし、低いレベルで足るを知ってはいけない。 それは、逃げであり、言い訳だからだ。 本当の自分には言い訳できないものだ。 競争の先には、思いやること、感謝することがある。 しかし、競争を知らないことには、その真の意味がわからない。

2012年4月20日金曜日

競争は成長の糧

競争は人を成長させ、
そこから生まれる嫉妬心も、
また、成長の糧である。

子供のころは、かけっこで、けんかで、べんきょうで
あいつに勝ちたいと思う気持ち、
とても大切です。

基礎をかためて、
競い合い、
自分の色が出てきて、
はじめて、個性につながる。

競争心、闘争心、そこから生まれる嫉妬、そして葛藤は、子供が成長する糧だよ。
Only Oneってそんなに簡単じゃない! 
基礎積み重ねてでてくるのが、個性。
それ以外は、混乱というか、ただのゴミだよ。 競争しながら、 自信つけたり、挫折したり そんなことを繰り返しながら、 自分は磨かれてくる。 そんな経験の繰り返しから 自然と優しさとか思いやりとか、 あと、余裕とか出てくる。 悟ことなんかないんだ。 成長していく課題には、死ぬまで向き合わないと生けない。 自信が持てなくて、、 お金やモノに執着し、 人と比べて一喜一憂する。 子供のころ、十分競争してない大人が陥る不幸とは、 結構、そんなもんじゃないかな。、

2012年4月18日水曜日

Amazon Kindle for PC

米国アマゾンで、電子書籍を買うのですが、英語力が足りず辞書が必要です。
Kindleにも辞書機能があるのですが、英英辞典が基本で、英日に切り替えたりと結構大変。

これをiPhoneの上で頻繁にやるのはつらい。

そこで、PC上で辞書とKindle並べて読めないかな~と思っていたら、ありました。

Amazon Kindle for PC
http://www.amazon.com/gp/kindle/pc/download

英日辞典はついてないけど、PC上であれば、Weblioとか横にならべて、わからない単語を打ち込みながら読んでも全く苦にならない。

Kindleは便利だよ。
読みたい本が、その場で購入できるし、
iPhone/iPad/PCにいれて持ち歩けるし、
日本に比べて本の値段が安いし、
ハイライトしたりするのも楽だし、
注釈にも簡単に飛んでくれる。

ネイティブは、もう紙の本なんかいらないだろうね。
辞書も辞典も、教科書もデジタルがいいよ。

2012年4月17日火曜日

原発再稼働の必要性が国防に及べば。。

福島原発事故から1年が経った今、原発再稼働に向けて動いている。

家、財産、そして故郷を失った人々のことを考えれば、
そして、失った国土の重大性を考えれば、
コントロールに自信をもてない原発の再稼働には反対だ。

電力会社の嘘と怠慢をあえて議論から外して話せば、
節電や電気代の値上げによる生活の負担は、喜んで耐えよう。

経済においても、「じゃあ、海外に拠点を移す」などと言い出す経営者に対しての不満も大きい。
経済論であれば、再稼働に対してはもっと議論をする必要を感じる。
今の日本企業の競争力のなさは、何も電気代によることでもなかろう。

しかし、これが国防という観点になると、
資源のない我が国としては、原発の再稼働もやもえないと思う。

原発がなければ火力発電に当面は頼らなくてはならない。
この中東の不安定な時、
また、資源争奪戦がこれからも増々激化していく中、
いつ石油の供給が止まってしまうかわからないからだ。

ライフラインを止められる。

これが、大東亜戦争に突入した一つの理由であった。

国防という面からも、政府は国民に議論を投げかけるべきである。

国防をまともに話すことができない戦後の日本の風潮には、もう終止符を打つべきだ。
「国と国民の安全保障を第一に考える」
こんな当たり前の議論ができないのは異常すぎる。

冷静に、そしてロジカルに、
過去の歴史も見つめなおし、
今後の日本の将来を
国防という観点からも考える。

さすれば、資源の問題が以下に重要であるか、
違った面での議論ができるのではなかろうか。

2012年4月16日月曜日

都立高校教科書のマッカーサー証言

平成23年度版の都立高校の地理・歴史教科書で、マッカーサーは日本は安全上の必要に迫られ開戦したという証言が掲載された。

極東軍事裁判で唯一の国際法の専門家だったパル判事も、ハルノートが実質上のアメリカから日本に対する宣戦布告行為であり、日本の戦争突入(日米開戦)は、自衛戦争であり、侵略戦争でないと言っている。

私は、大東亜戦争を肯定することはないし、戦争犯罪行為がなかったとも思わない。しかし、子供の頃から受けてきた戦争犯罪国の国民という教育で、後ろめたさだけをもったまま、歴史から目を背けたままではいけない。

どういう背景で、あの戦争を始めたのか。
中国や朝鮮には、何をしたのか。また、何をしなかったのか。
原子爆弾は必要だったのか?また、犯罪行為ではないのか。
極東軍事裁判は正当に行われたのか。

などなど、しっかりと学び理解することが、今後の国際社会で生きていく上で必要不可欠であるし、
この歴史観を持たないといつまでたっても日本の政治は良くならない。

2012年4月11日水曜日

「仕事辞めようと思ったことある?」

息子に、「パパは、仕事辞めようと思ったことある?」と聞かれました。

仕事に行き詰まったことはあるし、
もがき苦しんだこともある。

会社を辞めようと思ったことはあるし、
実際に辞めた。

でも、働くのを辞めようと思ったことはない。

ので、
「ないよ」
と答えた。

そしたら、パッと顔が明るくなって、
「よかった~。パパが仕事やめちゃったら、受験できなくなっちゃうもん。」
と言う。

それを聞いて、

親父の責任

を、再認識した。

息子よ、安心して勉強してくれ。
(父は、お前の学力の方が心配だ。。。笑)


と思いつつ、家内に、

「死亡保険はいっておこうかな?」

と相談した。

ガスからIHにしようかな?

昨日、7時30分頃家に帰ると、子供達だけで留守番していた。
お腹が空いたらしく、二人で晩ご飯を作ろうとしていたようで、台所が大混乱状態だった。

ゆで玉をつくろうとして、電子ケトルの中に卵を入れていたのには笑ってしまった。

しかし、青ざめたのは、
ガスレンジのレバーが、フルオープンにされたままだった。
元栓がしまっていたので、良かったが、「もしも」を考えると恐ろしい。

「大人がいない時は、火を使ってはだめ!」
と教えるのも良いが、
しっかりと教える方が良いだろう。

それとも、東電には腹が立つが、
IHに変えた方がいいかな?
火力が弱そうで嫌なんだけど。

同居のお袋も歳で、最近ヤカンに火をかけっぱなしということも増えてきたしなあ。

2012年4月9日月曜日

Excelの数値入力は15桁まで

息子の算数検定6級の勉強を手伝っているとき、以下の問題がありました。

Aは、1から26までの数値をかけ合わせた数です。下桁に0は何個つきますか?

これは、5と偶数の組み合わせで、10がいくつできるが答えになる。
26以下の5の倍数は、5,10,15,20,25で、
25は5×5なので、26以下では5の掛け算が6個ある。

偶数は、26÷2で13個。
なので、5×2=10を6個つくれるので、下6桁に0がつく。

しかし、エクセルで計算すると、20までの掛け算のあとに0がドンドン増えていく。
息子の勉強の手伝いを中断して、理由を解析。

やっとわかったのは、エクセルは15桁までしか数値入力ができず、それをこえると下桁を勝手に0にしてします。

例えば、

1000000000000001

と入力すると、勝手に

1000000000000000

に変換されてしまう。

これを突き止めるのに、半日かかってしまった。

花見の席取りはあさましい。

今朝のニュースでも、花見の席取りを「日本文化」などと称して紹介されているが、花見の席取りは浅ましい。

仲間で集まって桜の木の下で飲みたい気持ちはわかるが、そのために、新入社員を場所取りに派遣したり、金を払って業者に依頼して、広い場所を確保してしまう。大人数で集まって酒を飲めば気が大きくなるのか、我がもの顔で大騒ぎ。人数や、金に物を言わせて場所を占領する行為は、その企業の品格を疑わざる負えない。

場所取りしている会社は、企業名も一緒にそこに張っておけ!


ビニールシートの上で、携帯をいじりまくって場所取りしている新入社員。
「そんな会社で何を学ぶのか?」


場所取りは、花見に限ったことではない。
花火、ディズニーパレード、運動会と、朝早くから場所取りをしている奴がいる。
まだ、花見に比べると小規模で、一般も企業もフェアなので、許せる範疇ではあるが、
それでも、「ここは私の場所!!」と、勝手に占拠しているようで、やはり品が良いとは言えない。

私がよければ、自分さえよければ

のあらわれ文化のようだ。

震災時に炊き出しに並ぶことはできても、
スーパーの買占めに全国・海外まで走り回ることもする。

必要な時に必要な分だけをいただく。

そんな当たり前の品格を持ち続けたい。


2012年4月8日日曜日

算数検定6級

今日は、息子の算数検定6級の検定日だった。
1週間前から準備をはじめ、わからないところを土曜日に一緒にやる予定でいた。
が、蓋をあけてみると計算問題だけやったという状態。
文章題には手もつけていなかった。
それも判明したのが、土曜日。

息子の「やってるよ~」「大丈夫だよ~」を信用したのが間違いだった。

ともかく、現状の実力を図ることにした。
結果、50点。
かなり不合格だった。
ただ、比の計算ができているのが救いだった。

6級は、
分数の計算、
単位の変換
速度、時間、距離の計算
比率・割合計算
面積・体積計算
といったところだった。

問題集には、8回分の問題があり、問題配列は類似していた。
まず、問題をやらして、解説して、得点の伸びをみることとした。

しかし、時間がない。

自覚のない息子にはらがたって、1時間も説教をしたので、
はじめたのは、13時だった。

しかし、その説教が相当効いたのだろう、息子も真剣になった。

19時の段階で、60~70点。合格が70点前後らしいので、ギリギリみえてきた。
面積・体積計算を集中的に講義。
22時をすぎた時点で、70~80点がみえてきた。
ちょっと、安心して寝せることにした。

今日の朝は、9時から開始。
忘れていることが多いと思っていたが、
ゆっくり寝たせいか、昨晩よりできるようになっていて、
80点が安定的に期待できそうな雰囲気だった。

あとは、試験で新しい問題を見たときに、落ち着いてできれば大丈夫だろう。。。

試験会場近くで車で待つこと2時間、自信満々の息子が家内と一緒に試験会場からでてきた。

本当に一夜漬けであったが、結果オーライであることを期待しよう。








2012年4月1日日曜日

社内公用語が英語が増えると。。その先は

ユニクロや楽天が、社内の公用語を英語にしている。
韓国のサムソンもそうだ。
国内のITサポートをやっている会社も、会議は英語で行なっているという。
なんと、娘の通う小学校の職員会議も英語らしい。

本当にうまくいっているのだろうか?
不便じゃないのか?

今後、外国人経営者が増え,今まで外国人経営者に通訳をつけていたのを、今後は英語が会議の中心言語となるのだろう。

社内の資料も英語になり、契約書も英語が増えてきて、
挙句の果てには、入札資料まで英語。
TPPなどが進めば、日本語での入札資料自体が参入障壁などと言われて、
英語での入札資料を求められるかもしれない。
(東北の復興も、日本企業よりも、外国企業に恩恵があるようにはなってもらいたくないものだ。)

このまま、英語の公用語化が進むと、学校教育の英語化も進むだろう。まずは、

英語のクラスが増え、体育の授業は英語。ダンスには、英語の方がかえって良い。
音楽や美術なども、西洋のものを習っている比重が多いのでこちらも英語。

問題はその後だ。
理数系が英語化され、
終には、国語だけが日本語の授業となるのか?

私は、体育・音楽・美術が英語で授業が行われるのは抵抗がないが、
数学・理科が英語になるのには、いささか抵抗がある。
何か、文化の敗北宣言をしているようなな。。
(ただ、優秀な理系の学者の海外流出は進んでいるのが事実だが。)

しかし、企業の公用語が英語化され、経済活動の公用語が英語化された世の中でそんな悠長なことは言ってられない。

国立大や早慶卒の学生よりも、インターナショナルスクールや帰国子女の方が、英語を自在に使いこなし、良い役職につく。国際結婚も増え続け、家庭や社会の日本語へのこだわりも薄れていく。こんな、世の中が想像できないだろうか?

言葉は変化するもの。

Japanishが日本文化の中心になる日がくるのだろうか。