2013年10月16日水曜日

唐辛子が、日本から韓国へ伝来した背景。

真っ赤な唐辛子をつかった料理と言えば、韓国料理であるが、実は唐辛子は1600年頃、日本から朝鮮半島に渡ったものである。

別に、日本からであろうが、韓国からであろうが、そんな話はどうでもよい。

アジアに唐辛子を普及させたのは、ポルトガル商人であることには違いないからだ。

14世紀ころ、ヨーロッパで食肉の調味料として、塩以外に、香辛料が使われはじめた。
当時、高価であった香辛料をもとめて、ポルトガルとスペインは、アジアとアメリカに船を出し、貿易ルートを開拓した。

西へ航路をとったコロンブス(スペイン船)が、南アメリカで見つけた唐辛子を胡椒と間違えて、ヨーロッパに持ち帰ったのが香辛料としての唐辛子(Red Pepper)のはじまりで、東へ航路をとっていたポルトガルによって、アジアに普及されたという。

日本には、ポルトガル宣教師によって1542年に伝来したという説がある。

日本では、唐辛子は、虫よけや、足袋にいれる防寒目的で使われており、食用としては広まらなかったが、韓国では食用として普及していった。韓国ではそれ以前は山椒が主に調味料として使われていたという。

このスペインとポルトガルの貿易が、香辛料だけの話であったら、世界は平和であっただろう。

しかし、香辛料貿易は、やがて奴隷貿易となり、侵略の歴史へと変貌していく。

コロンブスは、南アメリカで期待していた、金・銀・香辛料を見つけることができず、かわりに現地のインディオを奴隷として連れ帰った。激しく抵抗するインディオを殺戮し、1492年から1504年の12年間で、エスパニョーラ島の人口は7分の1になった。

その後も、スペインの南アメリカ征服はすすみ、金・銀・佐藤・コーヒーなどを強奪した。強制労働と虐殺で、現地の労働力が減ると、アフリカから黒人を奴隷としてつれていき、労働力とした。

ポルトガルも、インドのゴア、マレー半島のマラッカ、中国のマカオを占領していった。

奴隷貿易には、オランダ、イギリス、フランスも参加し、三角貿易を形成した。

三角貿易とは、

ヨーロッパから、アフリカには、工業製品をうり、
アフリカから、南アメリカ・西インドへは、奴隷を売り、
南アメリカ・西インドから、ヨーロッパには、砂糖、綿花、コーヒー、タバコなどを売り、

3回、儲けるというものだ。

この奴隷貿易で、大きな利益をだし、国を大きくしたのが、イギリスとフランスだ。

日本は、鉄砲と一緒に唐辛子が伝来し、
やがて、ヨーロッパの覇権争いに巻き込まれていくのだ。

そして、この流れに韓国も巻き込まれていく。
唐辛子が伝来したように。



2013年10月14日月曜日

群盲評象

「群盲評象」

像の鼻としっぽと言う人もいる。

インドの話だ。
目の見えない人に、象を触らせて、その象について述べさせる。
鼻を触るものもあれば、牙やしっぽ、胴体、足を触るものもいる。
当然、表現は違うものになる。

自分が正しいと思っている盲人達は、次第に自分の主張を荒げていくが、
象という一つの生き物の違う場所を触っていたのだとわかると、
和解するという話だ。

つまり、狭い視野の間は論争が耐えないが、広い視野を持つことによって、分かり合えるということだ。

今、国際間でも、人間関係においても、論争が耐えることがない。
特に昨今、日中韓では歴史を政治問題化されているようだ。

歴史は、同じ出来事を観ていても、
立場によって捉え方はかわる。
年代によっても、変わるし、
政治やメディアに誘導されやすい。

2013年10月12日土曜日

飛行機のるなら、アジア系

香港出張には、久しぶりにJALに搭乗した。
JALはサービスは良いが、高かったので、避けてきたが、
今回の香港便はとてもリーゾナブルな価格だった。

私の空の旅は、いつでもエコノミーである。

そんなエコノミー利用者の私が考えるに、空の旅をするならば、アジア系の航空会社がとにかく良いと思う。JAL, ANAは当然ながら、大韓航空、アジアナ、シンガポール、タイ、チャイナなど、とにかくキャビンアテンダントのサービスが優しい。アジア特有のホスピタリティが、文化としてあるのを感じる。

一方、私ができるかぎり避けるのが、アメリカ系の会社だ。
キャビンアテンダントは、太ったおばさんばかりで、しかも威圧的。
デカくて、ガサツで、ぶっきらぼうで、なぜか命令的なのだ。

アジア人を見下しているのではないかと、感じることも少なくない。
気を使い、機嫌を害し、クレームでもいれてやろうかとペンをとるが、
二度とのらないければよいと思うことが毎回だ。

一度、吐き気を催しているおばさんに、シートベルトサインがついているからとトイレに行くことを許さず、そのおばさんは床に座り込み、お願いしますと泣き出したことがあった。それでも、そのアテンダントは、「私の責任になる」といって、知らん顔で、座ったままだった。これには、さすがに、まわりの日本人も、「いかせてやれ!」と怒鳴る声があちこちから飛んだ。

先月、家族旅行で、グアムにいった。
家内がとったので、アメリカ系の航空会社であった。
グアム行きということもあり、キャビンアテンダントは、日本人だった。

が、普通の日本人ではない。
アメリカナイズされたおばさんだ。

子供用にキッズメニューを2つ頼んだが、
一人分しか聞いてないといいはる。

2人頼んだと思うんですけど。
と、やさしくいっても、
「いいえ、一人分です」といいはる。

ああ、もうこの時点で、アジアのサービスレベルでは、落第だと感じた。

きっと、アメリカ人の旦那をもち、二度と日本では適用できない人たちなんだろうな。


これからも、飛行機にのるときは、アジア系を選ぶようにします。

2013年10月11日金曜日

香港出張

2泊3日の香港出張から帰ってきた。

今回は、仕事は30分程度のミーティングで終わった。
当初は、かなり困難な交渉になると思っていたし、
収穫なしで帰国することも覚悟していた。

しかし、行ってみるとなんのことはない、
我々のためにドアはオープンだという。

仕事は時間ではない。
タイミングだ。
決まる時は決まるし、
ダメな時は、時間をつかっても、労力をつかっても決まらない。

ミーティングの後、そんなことを考えながら、ホテルにもどった。

ホテルにもどったのは、お昼前だったが、
外出する気にならなかった。

ホテルの地下にスーパーがあったので、
そこで、食料を買って、
免税店でかったワイン2本で、
一人で酒盛りをすることにした。

ずっと、読みたかった本をパラパラめくりながら、
チキンライスと、ツナサンド、サラダ、ポテチ、ヨーグルト、
お口直しに、チンタオビール、
で、ワイン。

途中なんどか、ぬむりこけて、
また、おきて、食べて飲んで、読んで、寝る。

香港まで来て何してるんだという感じだが、
出張先でないと、こういうことも出来ないもんだ。

2013年9月19日木曜日

シンガポールの成長戦略はなにか?

シンガポール人は、優秀な営業マンだと以前ブログに書きましたが、創業経営者はあまりいないのではないかと思います。

私のパートナーの創業社長もマレーシア出身者と台湾出身者です。

もちろん、国家的企業の経営者はシンガポール人ですが、創業者または起業家というものではありません。

シンガポール人エリート達は、私の知る限り外国資本の企業でマネージャーとなっているケースがほとんどです。

シンガポール人エリート達の最大の武器は、ネイティブの英語力に加えて、北京語を話し、ヨーロッパと中国の文化を理解しているというところではないでしょうか。

ただし、今後グローバル化が進んでいくと、その強みは継続的なものとなるのかと、ふと疑問を感じます。

今は、まだ経済成長しきれていませんが、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、カンボジア、そしてラオスもグローバル化がすすみ、ヨーロッパの文化を理解し、英語が堪能なビジネスマンが増えるていくでしょう。そして、シンガポールと決定的に違うのは、それらの国は潜在的な内需を持っています。

また、そうした国々が起業した時は、同じ文化を持った働き手が組織として構成されます。個人プレーのエリート達は、どういった戦略をうってくるのか。個人としては、ひきつづきどこかの外資企業で生き延びていくのでしょうが、国としてはどうなるのでしょう。

余計なことでしょうが、今後のシンガポールの成長戦略は不安定さを感じました。

日本語の悪口

アメリカ人の友人に、「日本の悪口にはどんなものがあるの?」と聞かれた。
ちょっと、考えてみたものの、「バカ」が代表的なもので、それほど数もなく、相手を怒らせるにはどれも弱いと答えた。

友人は、本当に日本人は丁寧なのか知るために質問したらしい。
「悪口があまりないのなら、本当に丁寧な国民性なんだね」と納得していた。

彼の奥さんは、スペイン人で、かれもスペイン語を堪能に話す。
スペイン語では悪口のほとんどが、「うんこ」と関係するそうだ。

「お前のミルクにウンコするぞ!」というのが、一番聞かれるパターンで、
「お前の先祖にウンコするぞ!」が、最悪パターンらしい。

それを聞いて大笑いしてしまった。

英語では、ご存じのとおり、一番悪くかつ頻繁に使われているのが、
「〇uck You」

これは、本来日本語ではないので、最初にアメリカ人の女性から言われたときは、ちょっとワクワクしたという話をしたし、

〇uck your mother!

と言うのを聞いて、
何で?相当悪い趣味があるな。
と、感じたことを話したら、今度は彼が大爆笑。

また、韓国人はFと発音するのが難しく、Pの音になってしまう。

Pack You!

と言われて、意味が全然分からなかったという話で、
二人で爆笑。

ホテルのバーで、くだらない話で盛り上がった。

アメリカの友人と防衛について雑談

一昨日までの1週間、アメリカ人の友人と東京→京都→大阪→静岡を旅した。
彼が日本に来るのは12年ぶりで、お互い歳をとった。
でも、学生時代の友人なので、まったく時間のギャップを感じず、
なんでも話すことができた。

滞在2日目がちょうど9.11だったこともあり、自然と政治の話に。
今、アメリカでは愛国心が強くなり、空港などで軍隊が歩いているだけで、歓声を挙げて拍手する場面もよく見るそうだ。

アメリカ人同士でも、自由に話せないのは、
1.  愛国心に直結すること。(陰謀論とかは、ほとんどタブー)
2.ゲイ同士の結婚
3.ガンコントロール
だそうだ。

彼自身は、シリアの戦争には基本的に反対。ゲイ同士の結婚はOK。銃は撤廃すべき。というのがスタンスで、アメリカ人同士では、これらの話題には触れないという。

「日本は右傾化しているそうだけど、どうなの?」と質問を受けた。

まず、日本は憲法によって他国を攻撃することはできない。防衛といっても、先手の防衛はできないので、相手の攻撃を受けてからの対応となる。アメリカ軍と共同練習している時に、他国がアメリカ船籍を攻撃しても、守ることもだきない。グアムにミサイルが飛んでも、日本からミサイルを飛ばしてグアムに着弾する前も守ることができないことを説明した。

こういった制約がある国は、日本以外になく、それを部分的にでも見直そうというのが現在の動きであり、議論すること自体は右傾化しているとは思わないと伝えた。

また、日本の周りは、ロシア、中国、北朝鮮、中国よりになりつつある台湾、反日の韓国に囲まれており、地理的には緊張状態であると。確かにアメリカとは安保条約があるが、アメリカの国益に反する場合は、日本のために防衛をしてくれるという保障はないと考える。

これを聞いて、彼も、アメリカは国益を優先するので100%の信頼はできないし、それなりの被害が日本にあってからの初動となるのは容易に想像ができるとしたうえで、確かに、日本は防衛権を拡大し、当然の主権をもったほうがよさそうだと言っていた。

私が懸念しているのは、日本の防衛権を拡大解釈した場合、アメリカに対して弱い立場の同盟国である現状、アメリカが戦争に行くときは、日本も自衛隊を派遣しなくてはならなくなる。その場合、日本独自の情報把握と判断のインテリジェンスは弱く、アメリカのそれも信頼がおけないケースが見られることを伝えた。

アメリカ人は、9.11の疑惑を追及することを止めているし、
フセインが化学兵器を持っているといい戦争を起こし、後になって、間違っていたことが判明。
これは、アメリカの国益のために起こす戦争の理由づけにしか見えないと論じた。

さすがに、9.11については認めなかったものの、
アメリカの国益優先させるための嘘は、うすうすわかっているようであった。

彼は、平和主義で、かつリベラルで、頭脳明晰、かつ高いポジションの仕事を持っている。
そんな、彼でも口を濁らせてしまうほど、現在のアメリカ市民は政府や社会に対して思考が鈍っているのではないかと感じた。

まあ、こんな話は、彼としかできないのであるが。