ドラムを始めたのは高校一年生の学芸祭がきっかけだった。
バンドのオーデションをやって、合格したバンドのみステージに上がれた。
友達と数人で、バンドを組んでオーデションを受けようということになったが、
楽器ができたのは、ギターのMだけ。それも、かなり下手。
しゃがれ声のK[がボーカルになり、ギターの彼女がキーボード。
ベースもはじめて、勿論私もドラムを目の前で見るのもはじめてだった。
子供の頃、日本太鼓を親父に教えてもらっていたので、それと似たようなものだろうと思っていた。
が。。。足元にペダルらしきものが二つある。
ベースドラムは、上にのっかったタムを載せておくための台だとおもっていたのに。。
ギターのMが、「8ビートなら叩ける」というので、教えてもらった。
ドンちゃん、ドンちゃん、
ハイハットは、訳がわからないので、とりあえず閉じてネジで固定した。
やったのは、
キャロルのファンキーモンキーベイビー
ハウンドドックの嵐の金曜日
丸井のスタジオに、学校帰りによって、数回やってみただけ。
どうしようもないので、ベードラも踏むのもやめて、
チチタン チチタンと、チョーごまかしの8ビートにした。
オーデションの日がきた。
結果は、勿論 失格。
その日で即席バンドは解散。
ついでに、つきあっていた彼女とも別れてしまった。
学祭当日、合格したバンド達は、キャーキャー言われながらステージに登る。
ボーイとか、パープルとかやっていたと記憶。
学祭がおわりキャンプファイヤー。
そこで、別れた彼女が、合格したバンドのギターと一緒に手をつないで歩いているではないか。
ふか~く、傷ついた。
信じられなかった。
でも、周りからみるとシンプルな事実。。。。
これは、バンドやって見返すしかない!!
ドラムをやった動機は、
そう、
モテルためでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。