2012年1月6日金曜日

目的意識をもって中学校を選ぶ

昨日、電車の中で息子の同級生にあった。
息子と塾は違うがの冬期講習に通っているとのこと。

この子は、家から1分くらいの近所の子で、息子と誕生日も数日しか変わらない。
赤ん坊の時は、よく二人を座布団の上に寝転ばして、眺めていたものだ。
息子とちがって、スポーツが大好きで、クラス代表のリレーの選手に選ばれたりする子だ。

「行きたい中学校は決まったの?」と聞くと。
東京農大第一中学に行って駅伝で走りたいという。
または、明治大学付属中学でスポーツがやりたいらしい。

スポーツ好きのお父さんなので、その影響なのは確かだが、
小4の子が自分の夢を持って学校を選んでいるというのは素晴らしことだと思う。

よく中学受験を考えている理由としてあげられるのが、
「公立校は学級破壊しているから」というのが多い。
もう、5,6年生から始まっているところもあるらしい。

次に、「ゆとり教育で、出来ない子に合わせて授業が進められている」。
最近は、見直しもあるが、以前のように日本の公立の子供達が、急速に成長を続けているアジアの子供達を抑えて、トップに踊りでれる可能性は低いだろう。

しかし、上記2つの理由は、いづれも消極的だ。
そして、選ぶ学校は、偏差値が殆どだろう。

「僕はこの学校にいって駅伝に出たい!」
とても清々しい理由で、聞いていて応援したくなる。

息子の夢は、「遊園地をつくること」だが、その道は、
経営なのか、技術なのか、デザインなのか、はたまた金融なのか進む道は多岐にわたる。
息子の夢と直結するような中学は勿論ないが、
これから希望の中学を選ぶときは、前向きな夢のある理由に出会ってもらいたいものだ。





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