会社の忘年会の後、前の会社の同僚と飲みにいった。
終電を逃した(というよりも、乗る気がなかった)彼につきあい、
朝まで居酒屋にいることとした。後、5時間はある。
彼は、色々と話たかったのだという。
何が出てくるのかと思えば、
案の定というか、予想通りというか、
「俺、どうして結婚できないのかな~?」と。。。。
彼は、私と同じ43歳。
結婚歴はないが、いままで付き合った女性は数人いる。
優しいし、良い男ではある。
ただ、10年以上の付き合いになるので、
悪いところを言えと言われればいくらでもあげられる。
勿論、そんなこと当人は十分承知しているだろうし、
これから5時間ダメだしをするわけにもいかん。
私の口から出たのは、
「お前には、結婚ってあまり大切なものではないんじゃないか?少なくとも今は必要じゃないから、目の前で起きないんだよ。」だった。
「そっかな~」で終わってくれと思いながら、言ったのだが、
「それってどういうこと?」と来た。
おいおい、43歳のオヤジが朝まで結婚談義かよ~。
となりの大学生に聞かれたら恥ずかしいぞ。
まあ、時間はたっぷりあるし、仕事の話は、忘年会で十分したし。。いいか。。。
「
結婚って、必ずしも幸せになるってことではないじゃん。
憎しみ合う夫婦もいるし、下手したら殺しあうこともある。
生まれも育ちも違うあかの他人が、一緒に暮らすわけだから、上手くいかないほうが当たり前。
よく結婚は、我慢とか忍耐とかいうけど、修行見たいな面がある。
その修行が、必要な人もいれば、必要じゃない人もいる。
修行の内容も夫婦によって違うし、
結婚という形の修行をしなくていい人だっている。
結婚は資格じゃないんだから、特に今の世の中、
結婚しなくちゃいけないなんてことはないと思うよ。
お前の場合、結婚という修行が少なくとも今は必要ないんだよ。
」
と、要約してみればそんなことを話た。
これをダラダラと、酔っ払いの特権である同じことを何度もで、朝まで話した。
5時になった頃には、お互い「待ってました」とばかりに家に帰った。
寒かったな~。
次の日、ぼんやりとした前夜の記憶追っていた。
昨日の会話にもどり、
「俺にとっての結婚ってなんだ?」
という自問自答がはじまった。
その内容は別の機会に書くとするが、10年目にして結婚について考える良い機会となった。
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