2013年10月23日水曜日

斥洋斥倭

1894年に朝鮮半島で起こった甲午農民戦争(東学党の乱)の朝鮮民族のスローガンである。

西洋と日本を追い出せ!

ということです。

当時、朝鮮半島では、日本の支配力は弱く、清国が朝鮮を属国として内政干渉をしている時です。
ロシア、アメリカ、フランス、イギリスも朝鮮半島に触手を伸ばしはじめているころで、特にロシアの影響が大きくなり初めていました。

また、政治も高宗王の奥さんである閔妃とその一族による悪政が続いており、国民は食べるに困るほど貧しかったのです。

それでも、国民は、清に対しては文句を言わず、
西洋の国々は、ひとまとめにし、
日本だけは、倭という日本を蔑む呼び方で、排除をスローガンとしています。

どんなに、貧しくとも、
清の属国であろうとも、
国政がひどくとも、
日本だけは、嫌いだったようです。

日本もロシアの脅威だけ抑えられれば、
このような朝鮮半島には、関わりを持ちたくなかったでしょう。

それは、福沢諭吉の脱亜論などでも伺えます。


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